[商品名]京やB095 特選 訪問着 本塩沢紬 お召し 訪問着 特選暈し染本塩沢訪問着 作家物 桐村博 落款有り 霞地曲水暈し グレーのぼかし染め フォーマルからカジュアル 袷仕立て 仕立て上がり 未使用 新古品 美品 KIMONO 着物
[サイズ] 身丈:160.5cm 裄:69cm 袖丈:50cm 前幅:23.5cm 後幅:28.5cm
※採寸は全て弊社スタッフが手作業で行っており、公開サイズとの間に多少の誤差が生じる場合がございます。予めご了承下さいませ。
※お着物の身丈の長さは、肩から裾までを測っております。
[素材] 正絹
[色] 鼠色のグラデーション
[状態] [S]
[商品詳細]
お着物ファンにも人気が高い本塩沢!
その中でも老舗中の老舗、【やまだ織】の塩沢地に染色作家の【桐村博】氏の染によるシンプルなスタイルにぴったりの洒落訪問着のご紹介です。
「本塩沢」は、一般的な「塩沢紬」とは違い、経緯糸ともに生糸のお召し糸が使用されたお品でございます。
経糸には1メートルあたり350回、緯糸にはさらに1800回の撚りがかけられております。
その強ねん糸を使っておりますので、表面に縮緬のようなシボ感が生まれます。
「シャリッ」とくる「しゃり感」あふれる肌ざわりは本塩沢ならではのものでございます。
多彩な彩りで霞のようなラインが織り出された本塩沢地にグレーの濃淡の彩りの曲線を描く暈しが染めあしらわれております。
洒落袋帯を合わせてフォーマルに、名古屋帯を合わせてカジュアルにと幅広い年代の女性に末永く飽きずにお召しになっていただける大変上質な極上の逸品になります。
【仕立て】袷仕立て (八掛:鼠色の染めぼかし)
京やB095
【 やまだ織 について 】
新潟県南魚沼市塩沢にある織物企業
1913年(大正2年)創業
創業者 初代・山田定成
1300年の伝統がある重要無形文化財『越後上布』の 技術を応用した絹織物(伝統的工芸品)に 染の技術を導入、産地生産の半数以上を担い、 伝統を守り続けている。
『雪の中のきれ』のブランド名で、 塩沢の代表的織物である本塩沢を製造・販売。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定) 本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社) によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により 柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事 「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」 「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に 塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年〜72年)に堀次郎将俊による 強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、 近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた 小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や 西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を 交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。 強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため 単衣の時期により好まれる。
【在庫について】
※商品は全て1点ものとなっておりますので、ご注文頂いたお客様には当店より在庫確認の上、ご注文受付のご連絡をさせて頂きます。
※尚、弊社では、実店舗販売・他サイトなどへも出店・出品しておりますので、大変申し訳ございませんが、すでに売り切れて、在庫切れの場合もございます。
あらかじめご了承の上ご注文くださいますようお願い申し上げます。