※稼働品です
■キズ汚れ程度
風防:小
裏蓋:小
ベゼル:小
ベルト:小(フリーサイズ 純正ベルト)
カレンダー:日早送り可能・曜日早送り不可
セイコー 3863-7020 の歴史と背景
1. 1970年代初期のセイコー Quartz QR シリーズ
3863-7020は、セイコーが1970年代に展開した“38クオーツ(38 Quartz)”シリーズの“QR”モデルの一つです。QRは「Quartz Regular」の略とされ、キングクオーツに次ぐ高級ラインとして位置づけられていました
2. 日本国内向け(JDM)に展開された希少モデル
3863-7020は「JDM only(日本国内専用)」の稀少なモデルで、1973年7月に生産されたとする情報があります
2025年5月のInstagram投稿でも「1974年3月製造」と紹介されており、高級オールドクオーツとしての価値が語られています
3. デザインの特徴
グラデーション文字盤:青または緑のグラデーションが施され、中央から外周へ徐々に色が移り変わる美しいデザイン
カットクリスタル風の風防:多面カットされたガラスが特徴的で、レトロな輝きを放ちます
スチールケースとベゼル:ケースとベゼルはSSまたはコンビカラー仕様があり、外観に高級感があります
4. 技術的な背景と特徴
クオーツムーブメントを搭載し、当時の機械式に比べ優れた精度と電池寿命を実現
ケースサイズは37 mm(リューズ除く)、厚さは約13 mm、ラグ幅は18 mmほどで、腕への着け心地を考慮した造り
防水性は当時70 m程度。ただし現代では劣化のため再確認が必要
5. 当時の市場価格と価値
1970年代初頭、QRモデルはキングクォーツと同等の価格帯で販売されており、高い位置づけにありました
現在、中古市場では数万円から出品されることもあり、希少性から高い関心を集めています
要点まとめ
要素 内容
シリーズ 1970 年代初期の“38クオーツQR”シリーズ
生産時期 約1973年〜1974年、日本国内向け
デザイン グラデ文字盤、カットクリスタル、防水70 m級
技術 クオーツ高精度ムーブメント、37 mmケース
価値 当時は高級ライン、現在はヴィンテージ愛好家に人気