日本は平安京を建都する際、大唐文明を深く崇拝し、中国の都城の構造をほぼそのまま取り入れ、京都を二つに分けて東を「洛陽」、西を「長安」と称し、唐の制度への敬意を示しました。「上洛」は当初、京都の洛陽へ赴くことを意味しましたが、のちには京に上って天皇に謁見することを指し、さらに権力の中枢に入り政局の主導権を争う意味も持つようになりました。
龍門石窟の奉先寺にある盧舎那仏は、高さ17.14メートルで石窟中最大の造像です。ふくよかで安らかな顔立ちに、伏し目がちの眼差しと微笑をたたえ、盛唐の芸術における荘厳さと柔和さを表しています。その姿は武則天の面影を宿すともいわれ、仏法と王権の結びつきを象徴し、両側に侍像が立ち並び壮大な気勢を示しています。
梱包サイズ:13cm×10.5cm (商品サイズ:12cm×7cm)
材質:石膏マグネット(裏面全体が磁石になっています)
照明ランプはマグネット式になっており、締め付けることで取り外し・点灯が可能です。