|ラプトルは初心者用望遠鏡のベストセラーです。|このラプトル60についてご説明する前に、兄弟機であるラプトル50について、少しだけ説明いたします。|基本性能についてはラプトル50と同様ですから、ラプトル50の製品解説にもお目通しいただければ幸いです。|ラプトル50は、当初、小学校低学年の子供が自分で使える望遠鏡として開発されました。しかし実際に販売してみると、小学校中高学年の子供や、大人の初心者、上級者のサブ機としても絶大な支持を集めました。|これは私たちスコープテックにとってうれしい誤算でしたが、小学校低学年以外の方々が実際に使ってみると、使いづらい部分や、もっとよくしたい部分がでてきました。|そこで、架台、三脚、レンズなどに改良を加えることを検討しました。しかし、改良すればコストが上がってしまいます。|理想を追求したラプトル60|小学校低学年のための望遠鏡が1万円を大きく超えてしまえば、「より多くの子供により驚くほど見える望遠鏡を届けたい」という、開発にあたっての初心が揺らいでしまいます。これは避けたいところでした。|しかし一方で「コスト的な制約を取り払い、理想のラプトルを追求したい」という想いも捨てきれませんでした。ラプトル50発売から3年後、その想いが形となり、兄貴分として登場したのが、このラプトル60です。|三脚、架台、対物レンズが、ラプトル50と比べて大きくグレードアップしました。|改良のポイントについては、下記のとおりです。|ラプトル50からのグレードアップポイントは3つ| 強く精密になった架台部 望遠鏡を支える架台部は、ひと回り大きくなり、主要部品を金属製に|したことで、剛性(頑丈さ)が大幅にアップ。望遠鏡を目的の天体に向けたり、追尾したりする際の動きが、ラプトル50と比べて、非常に精密になりました。| 一回り大きなレンズで集光力アップ|対物レンズの口径は60mmです。50mmのラプトル50と比べて、集光力は44%アップ|。より暗い天体を観察することが可能になりました。|星雲や星団の多くは、極めて淡い(暗い)のですが、ラプトル60では、ラプトル50より多くの星雲・星団が観察できます。また、土星や木星もより明るくくっきりとした像で見ることができます。月に関しては、元々が明るいのでそれほど大きな差は感じないかもしれません。| 高学年や大人も使える伸縮式三脚|三脚は、伸縮式を採用しました。ラプトル50の三脚は、小学校低学年の子供の背に合わせた長さで、伸縮しないため、背が高い方が使う際に少し無理がありました。 伸縮式三脚は、お子さんの成長に合わせて長く使い続けられますし、大人の方にも無理がありません。|サポートも万全です。|わかりやすい説明書に加えて、オールカラー50ページの「星空観察ガイド」が付属します。それでも使えるかどうかご心配な方のために、とフリーダイヤルによるメーカーサポートもあります。目的の天体が見えるまでお付き合いいたしますので、ご安心ください。|そのほか、サポートサイト「スコープタウン」には望遠鏡を使うときに便利なヒントが掲載されていますので、そちらもご参考に。|もちろん、後、困りごとがあったときにもとフリーダイヤルで相談に乗ります。望遠鏡が故障してしまったり、小さな部品をなくしてしまったときにも頼りにしてください。|ラプトル60には3年間のメーカーがつきます。また期間が過ぎても、できる限りや部品のサポートをうけたまわります。接眼レンズや天頂ミラーだけでなく、小さな止めネジや三脚の開き止めまで提供いたしますので、失くしたときもあきらめずにください。|
(商品名:スコープテック ラプトル60 天体望遠鏡セット)