河合紀

美術名鑑 2005年掲載
河合紀（かわい ただし、1926-2002）は、大正15年に京都五条坂で陶芸家・河合卯之助の長男として生まれ、昭和21年に京都工芸専門学校窯業科を卒業後、昭和40年に河合紀陶房を創設しました。国内外の陶芸展で高く評価され、日展入選のほか、ドイツ・デュッセルドルフ国際陶芸展やフランス・バロリス国際陶芸展、イタリア・ファイアンツェ国際陶芸展などに招待出品されました。裏千家家元から「篁窯（こうようがま）」の窯名を授かり、紺綬褒章も受章しています。中国・北京中央工芸美術学院では客員教授を務めたほか、京都陶磁器協会理事、京都陶磁器意匠協会会長としても活躍しました。作風は磁器を中心に、金彩を施した華やかな花瓶などに見られるように、優美で格調高い造形美が特徴です。

真作
タイトル： 「陶額 未來へ」
共シール　 タトウ　
技法： 陶板画
作品寸： 53 × 28 cm 　　 10号
作品状態： 良好
陶板の鳥の目に紺色の石が(計3個)付いています
額寸： 64 x 64 cm
額装状態： 概ね良好
アクリル 傷 有

発送サイズ「160」

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