[ 製品番号 ] 29-100101_a4
[ サイズ ] 21×29.7cm
[ 材質 ] フォトマット紙0.25mm厚
[ 発送方法 ] クリックポスト
[ 他の類似作品 ] 検索⇒ rossografico 柴田是真
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◆心に安らぎを届ける、ユーモラスな出会い◆
大きな熊と小さな蟹という、意外な組み合わせをユーモラスに描いています。
そのコミカルで愛らしい姿は、見る人の心を一瞬で和ませ、日々の疲れを癒してくれるでしょう。
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【アーティスト】
柴田是真(しばた ぜしん、1807?1891)
幕末から明治にかけて活躍した日本美術界の巨匠です。漆芸の革新者であり、同時に絵師としても才能を発揮しました。是真の作品は、伝統的な漆工芸に西洋の写実性や新しい感覚を取り入れることで、かつてない表現を生み出しました。特に「漆絵」と呼ばれる独自の技法は、漆を絵の具のように用い、立体感や深みを演出する画期的なものです。松や竹、波や鳥といった題材が、漆の艶やかな質感を通して命を宿したように輝きます。封建社会から近代国家へと大きく変わる激動の時代にあって、是真は日本の伝統美を守りつつも、新しい美意識を果敢に追求しました。その精神は、過去と未来を結ぶ架け橋のように、現代の私たちの心にも響きます。彼の作品に触れるとき、私たちは「美の革新」に挑み続けた一人の芸術家の情熱に出会うのです。
【作品概要】
熊と蟹
ユーモラスで愛らしい「熊」と、その前にちょこんと座る二匹の「蟹」です。ふわふわとした毛並みは、筆致の勢いと墨のにじみで見事に表現され、見る人の心を和ませます。大きな熊の目線は、まるで小さな蟹たちを遊び相手に誘っているかのよう。その愛らしい表情と、コミカルな構図は、思わず笑みがこぼれてしまうような、温かい雰囲気を生み出しています。この作品は、柴田是真が、自然の生き物を深い愛情とユーモアをもって見つめていたことを物語っています。それは、単なる写生画ではなく、生きとし生けるものへの優しい眼差しと、生命の輝きを今に伝える、心温まる芸術です。
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柴田是真の傑作であるこの日本画は、心に深い癒しをもたらす芸術作品です。この伝統工芸の傑作は、あなたの部屋作りに最適なアイテムとなり、おしゃれな部屋の雰囲気作りに貢献します。この美術品をインテリアに取り入れることで、豊かなライフスタイルを演出できます。絵画鑑賞を通して、この名作が持つ花鳥画の魅力を感じ取り、日々の暮らしに特別な時間をもたらしてください。
【材質】
フォトマット紙0.25mm厚使用
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。