[ 製品番号 ] 29-100108_a3
[ サイズ ] 29.7×29.7cm
[ 材質 ] フォトマット紙0.25mm厚
[ 発送方法 ] ゆうぱっく
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◆心に響く、伝統の音色を飾る◆
日本の伝統芸能である雅楽の太鼓を、華やかで荘厳に描いています。
その重厚な存在感と、繊細な装飾は、まるで雅楽の音色を視覚化したかのようです。
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【アーティスト】
柴田是真(しばた ぜしん、1807?1891)
幕末から明治にかけて活躍した日本美術界の巨匠です。漆芸の革新者であり、同時に絵師としても才能を発揮しました。是真の作品は、伝統的な漆工芸に西洋の写実性や新しい感覚を取り入れることで、かつてない表現を生み出しました。特に「漆絵」と呼ばれる独自の技法は、漆を絵の具のように用い、立体感や深みを演出する画期的なものです。松や竹、波や鳥といった題材が、漆の艶やかな質感を通して命を宿したように輝きます。封建社会から近代国家へと大きく変わる激動の時代にあって、是真は日本の伝統美を守りつつも、新しい美意識を果敢に追求しました。その精神は、過去と未来を結ぶ架け橋のように、現代の私たちの心にも響きます。彼の作品に触れるとき、私たちは「美の革新」に挑み続けた一人の芸術家の情熱に出会うのです。
【作品概要】
漆絵画帖 雅楽 鼉太鼓 だだいこ
描かれているのは、日本の伝統芸能である雅楽で用いられる太鼓です。重厚で格調高い太鼓は、その華やかな装飾と、厳かな存在感で見る人を圧倒します。太鼓の背後には松の木が描かれており、それはまるで神聖な儀式の舞台を思わせます。この作品は、単なる楽器の描写ではなく、日本の伝統文化の持つ重みや、厳かな美しさを表現した、心に深く響く芸術です。この絵を前にすると、雅楽の荘厳な音楽が、今にも聞こえてくるような感覚に包まれます。それは、時代を超えて受け継がれてきた文化の尊さと、それを愛でる心を見事に表現した、不朽の傑作なのです。
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柴田是真の傑作であるこの日本画は、心に深い癒しをもたらす芸術作品です。この伝統工芸の漆絵は、あなたの部屋作りに最適なアイテムとなり、おしゃれな部屋の雰囲気作りに貢献します。この美術品をインテリアに取り入れることで、豊かなライフスタイルを演出できます。絵画鑑賞を通して、この名作が持つ雅楽の魅力を感じ取り、日々の暮らしに特別な時間をもたらしてください。
【材質】
フォトマット紙0.25mm厚使用
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。