江戸時代後期の人気浮世絵師、**歌川国貞(三代豊国)**による、
餅つき風景を描いた木版画作品2点セットです。
ひとつは屋外での餅つき、もうひとつは室内で餅をこねる女性たちを描いたもので、
どちらも**年末年始の吉例行事(餅つき)**をテーマにした、庶民の生活風俗絵です。
着物の柄や台所道具、女性の所作など、当時の暮らしが細かく描かれており、
実用と美観を兼ねた美人画・風俗画として高く評価されます。
題名・主題(画像2の団扇風の枠より)
「餅搗并に餅を搗く婦人の図 吉例」
=「餅つきおよび餅をこねる女性たちの図(めでたい年中行事)」
「吉例(きちれい)」とは「おめでたい恒例行事」を意味します。
→ 年末年始に行われる餅つき風景を題材とした、**年中行事絵(風俗画)**です。
【作品情報】
絵師:歌川国貞(三代豊国)
技法:木版多色刷り
テーマ:餅つき/年中行事/女性の労働風景
推定時代:天保〜安政期(1830〜1860年頃)
■状態:経年によるシミ・折れ・傷みあり。全体として色味良好、鑑賞に適しています。※小さな虫食い穴が2〜3個あります。
【おすすめ】
和風インテリアとして
日本の年中行事・生活文化に興味のある方
美人画・風俗画コレクターの方へ
浮世絵サイズ:
左右25.5センチ
上下37.5センチ
丁寧に梱包し、ゆうゆうメルカリ便またはらくらくメルカリ便で発送いたします。