3300円を2800円に値下げしました。
時季外れにもなりますので 9月の中頃まで値下げします。2025―8-22
アンティークな紗の着物です。
絽の着物よりカジュアル向きで、しゃれ着という解釈をすると良いかもしれません。
強い撚りのかかった駒糸を使用した駒紗で、コシがあり透明感、シャリ感と清涼感に優れた
織物です。
紗はからみ織で、となりあうタテ糸をねじることで、隙間を作っていく織り方です。
ヨコ糸1本ごとにタテ糸を2本からませてねじって糸が交差している部分を作り、次のヨコ糸を入れてヨコ糸とヨコ糸をくっつけようとしても、交差している部分にぶつかり、ヨコ糸どうしは密着せず、隙間を作ります。
透け感の強い紗の着物ですが、織り地に文様があるので紋紗になります。
紗の派生版で柄を織り込んだものを紋紗といいます。
紗のからみ織りで透ける部分、平織りで透けない部分をつくることで、柄を表現しています。
柄は金糸、銀糸を使用して格子柄に、茶道で使う茶入や茶碗などの道具類を入れる仕覆(しふく)を織り成し、光琳水や観世水のような渦巻く水をデザインした流水文様を、縫い取りで表現しています。
縫い取りとは、織物の模様を表現する際に、地の糸とは別のヨコ糸を必要な部分にだけ折り込んだ模様のことです。
刺繍(ししゅう)のようにも見えますが、刺繍のような糸の凹凸はなく、織物といった感じになります。(写真5,6,10枚目)
一応、紗の着用時期は、7月上旬から8月までの猛暑というルールはありますが、その季節以外の暑い日には、状況に合わせてお召し頂ければと思います。
背はセブ背を使用しています。
寸法(単位cm)
身丈(背)147 裄63.5 袖巾32.5 袖丈66 後巾29 前巾22.5
バチ衿
左前袖の袖山に小穴があります、(写真1~3,7枚目)
左前袖に薄い汚れがあります。(写真1,2,3、8,9枚目)
シミ、汚れ等は出来る限りチェックしておりますが、見落としのある場合もございます。ご理解の程、お願いいたします。
デジカメの画像です。カメラやスマホそしてパソコン等によって、色の違いがでることがありますので、ご了承下さい。