■ 杉本 健吉(すぎもと けんきち)
生年:1905年(明治38年) 没年:2004年(平成16年)
出身地:愛知県名古屋市
■ 略歴
幼少より絵に親しみ、名古屋市工芸学校(現・名古屋市立工芸高等学校)で図案を学ぶ。
若いころより仏教や古典芸術への関心を深め、仏像や寺院のスケッチを多数残す。
文筆家・谷崎潤一郎の挿絵を多く担当し、一躍名を高める。
挿絵画家としてのみならず、絵本・舞台美術・壁画・絵巻物など幅広く活躍。
法隆寺金堂壁画の模写にも携わり、仏教美術への深い敬意と造詣を示した。
1986年:文化功労者に認定
1995年:文化勲章を受章
■ 作風と特徴
古典美術や仏教美術をモチーフに、柔らかな線と温かみのある色彩で描かれる作品が多い。
日本の伝統文化と現代感覚を融合させた独自の世界観を築いた。
挿絵では物語性を大切にし、文学と絵画が一体となった表現が特徴。
■ 杉本健吉記念館(奈良県) 奈良市には、彼の業績を記念した「杉本健吉記念館」が設立されており、彼の作品や仏教美術コレクションが展示されている。
杉本健吉は、90年を超える生涯を通じて、文学・宗教・美術を融合させた作品を残し、日本の近代美術に多大な影響を与えました。
額寸法★約51×42
作品寸法★約33×23
・ガラス板が付属しています。
・額にスレがあります。
額裏に傷みがあります。
・掲載画像と実物では、若干の色味の違いが生じる事がありますが
ご了承くださいませ。
・画像をよくご覧になり、中古品である事をご理解頂いた上での
ご購入をお願いいたします。
・絵画等を購入された後、壁に掛ける場合は紐や金具の強度をよくご確認頂いた上でお掛け下さい。
また、定期的に強度が低下していないか確認する事をお勧め致します。
※美術品の商品タイトルに特定の作者名の記載がある作品について。
【真作】真作であると保証できる作品。
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