木霊ノ翁 ―実リヲ呼ブ古鍬守―
小さな木彫りのおじいさんが、しっかりと鍬を支え立つ姿。
素朴ながらも、手に取ると不思議な温かみと重みを感じます。
※夜禍ノ店が扱う品は、すべてが前の持ち主様より縁あって託された、唯一無二のものにございます。
同じものは二つとなく、それぞれに異なる過去と宿す力を秘めております。
私どもは、某国の市場で数百円にて仕入れ、数万にて売り払うような無粋な真似は一切いたしません。
ここに並ぶのは、真に必要とされる方、運命によりその縁を結ばれる方のみへと渡るべきもの。
どうか、魂が惹かれたその瞬間を信じていただければ幸いです。
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過去の持ち主様は、この翁を床の間に置いてからというもの、
「畑の実りが続き、仕事の依頼が途切れなかった」
「不思議と家計が安定し、災いも避けられた」
と感謝の言葉を残し、次の縁へと送り出されました。
夜更けには木のきしむような音と共に、鍬で地面を打つかすかな響きを耳にすることもあったといいます。
それは不吉ではなく、地を清め、悪しきものを遠ざける守護の証とされております。
恩恵として期待されるもの
•金運・財の安定
•商売繁盛・仕事運上昇
•家庭運・住まいの守護
•不運や災いの回避
小さな木像ながら、置く場所や扱い方次第で、家と持ち主に実りをもたらす存在といわれます。
次にこの木霊ノ翁と縁を結ぶ次の持ち主はあなたかもしれません。
夜禍ノ店 ‐祀神 灯‐