昭和初期の腰黒やかんです。
# サイズ
口径約10cm、最大胴径約17cm、高さ約15cm(蓋、持手を除く)
# 状態:使用感が有り底部に打ち傷、へこみ傷が有ります。
実家に保管してあったもので、火鉢に掛けていたので蓋と胴体上部は赤い銅色になっています。
本体の水漏れは有りませんが、内部は経年劣化していますので観賞用に適しています。
写真をみてください。
# 以下、腰黒やかんの説明引用です。
腰黒薬缶は茶道具の水次の一種で、注口と上手が付き、蓋が添った、金属製の容器のことです。席中に置かれた釜または水指に水を補給するために用いられます。
素銅の腰以下を黒く色付して、火にかけた燻(くす)べを出し、上部は赤く、内部は白鑞(しろめ)を引いてあります。
腰黒やかんの口の部分に蓋が付いているものは、主に裏千家系の流派で使われています。
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