このSONYの真空管式(厳密
には、トランジスターとの
ハイブリッド方式)オープン
リール テープレコーダーは、
父親が、約60年前に、購
入したもので、当時の大卒
初任給の2倍くらいの約3
万円と、非常に高価だった
と聞いています。
購入後、あまり使われず、
長期間、オリジナルの外箱
に大事に保管されていまし
た。このため、外装に、若
干のシミはあるものの、画
像の通り、60年の歳月を
感じさせない状態です。
ステレオテープデッキ等と
は異なり、操作は、非常に
簡単でした。
電源を入れると、通電し(画
像のレバー横の黄色ランプ
が点灯)、左ボタンを押して
レバーを回すと、録音状態
(画像左側の緑色マジックア
イが点灯)となり、テープが
よじれることもなく録音で
きました。
再生・早送り・巻戻しも正
常にでき、テープカウンタ
ーも動作しました。
今までメルカリに出品され
たTC-102は、ジャンク
品など安価のものばかりで
したが、動作完全の美品、付
属品完備ということで、敢え
て高く価格設定しました。
レコーダーとしての実用性
はないと思いますが、 ソニ
ー製品を信頼し、昭和レト
ロを愛好する方のお買い上
げを期待しています。
真空管の寿命がどのくらい
か、私には分かりませんが、
この点、不安に思ったり、
少しの汚れでも気にかけた
りする方は、購入をお控え
下さい。
本体以外の付属品などは、
下記の通りです。
取扱説明書
F-81ダイナミックマイク
電源コード、接続コード
ソニー製録音テープ
type-5 (5号) 4本
py-7 (7号) 1本
[使用済み(一部録音が
入った状態)のもので、
劣化している可能性
もあり]
空リール
5号、7号 各 1本
外箱
[便利な梱包材が ない
時代のため、大変工
夫した構造]
なお、値下げ交渉は、応答に
よっては複雑化することもあ
るので、値下げ要請には一切
応じかねます。