長期保管品となります。傷みはありませんが、多少の変色など経年劣化がある場合もございます。
共箱に入れて保管してありました。
サイズ(おおよそ)
直径8cm 高さ4cm 重さ483g
青白磁の紙鎮とは、青みがかった釉薬が特徴の景徳鎮で生まれた磁器である青白磁で作られた、紙を挟む道具である紙鎮を指します。景徳鎮では特に北宋時代に青白磁の生産が盛んになり、清楚で気品のある作品が多く作られました。
青白磁の主な特徴
淡い青色:
釉薬に含まれる微量の鉄分が還元炎焼成によって発色し、水色に近いため青白磁と呼ばれます。
影青(影青):
釉薬が厚くかかっている部分は影ができて青く見えることから、この名前が生まれました。
透光性:
薄く作られた作品では、釉薬が透き通って見えることがあります。
景徳鎮との関係
青白磁は、中国の江西省景徳鎮で生産されたことで有名です。
北宋時代の景徳鎮では、青白磁の生産が中心であり、多くの名器が作られました。
紙鎮としての用途
青白磁の紙鎮は、その美しさからコレクションとしても人気がありますが、本来の用途は机上の書物や書類を重しで固定する文房具です。