1960年代にバルーチの職人によって織り上げられたセミアンティーク絨毯です。
1350×900mmのコンパクトなサイズです。
一部ウール抜けはありますが、全体的にあまり目立たず、サラサラした手触りの良いラグです。
ウールの質も良く最近のバルーチのラグと違う良いラグだと思います。
壁掛けも素敵だと思います。
中央にアーチ形のミフラーブが配置され、その中に生命の樹が描かれた文様がこの絨毯の大きな特徴です。
ミフラーブは、祈りの方向を示す象徴的なモチーフとしてペルシャ絨毯に取り入れられることが多く、精神的な安らぎの場を表現しています。
生命の樹は、根や枝が広がる形で描かれ、永遠の命や成長、繁栄を象徴します。深紅の背景に白と黒のラインが鮮やかに映え、茶色のアクセントが温かみを添えています。
全体に散りばめられた星形のモチーフが生命の樹を囲み、空間に穏やかな調和をもたらします。
ボーダーには小さなダイヤモンドと直線パターンが連続する幾何学模様が施され、深紅と黒の配色が全体に調和と美しさを加えています。
バルーチの伝統的な意匠が感じられるデザインは、時代を超えた魅力を持っています。
- 色: 赤、黒、ベージュ
- デザイン: 幾何学模様
- 素材: ウール
- フリンジ: あり
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