今回出品の１１９系は、現在のＪＲが国鉄であった昭和５７年、飯田線の旧性能電車(吊掛駆動式電車)の置き換えを目的に投入された系列です。
利用客の減少が続き短編成化が求められる飯田線に、走行機器の集約化が技術的に可能となったことから、１M方式で塗色も明るいこの新系列は、非冷房ではありましたが、ローカル線に新しい風を吹き込んだものでした。形態としては、前年に登場した通勤型の１０５系に似ていますが、長大ローカル線に合わせる形で車内はセミクロスシートになっています。
模型は登場時のクモハ１１９とクハ１１８の２両編成をモデルとしたセットです。

発売は２００８年４月ですが、動力は今回確認済で問題なく走ります。マイクロエース製品としては良い出来でしょうか。ヘッドライトとテールライトの点灯も２両とも確認済です(写真４〜７)。また、ライトは切替スイッチでON-OFF可能です。(外箱裏面に説明)
クハ１１８のトイレ部分の窓や、シルバーシートマークも精密に表現されています(写真１０)。その他、行先シールや交換用カプラーが付属しており(写真１２，１３)、共に車両のクリアケース内に入っています。

現在まで購入時の試運転以外に走行させたことはなく、箱の中に収納してあったため外箱も綺麗です(写真１，１４,１５)。但し、製品番号の上側に僅かながら点々と汚れが見られます(写真１左上)ので、外箱まで完璧を求める方には向かないかもしれません。全体的には新品同様と判断しますが、購入には、掲載写真を参考にしていただき、納得した方が購入して頂ければと思います。

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(写真説明)
写真１ 商品外観(箱収納状態)
写真２ 車両正面妻面(クモハ先頭側)
写真３ 車両正面妻面(クハ先頭側)
写真４ ヘッドライト点灯確認(クモハ１１９)
写真５ テールライト点灯確認(同)
写真６ ヘッドライト点灯確認(クハ１１８)
写真７ テールライト点灯確認(同)
写真８ 車両側面
写真９ 同 反対側
写真10 クハ トイレ部分拡大
写真11 クモハ パンタ部分拡大
写真12 行先シール(未使用)
写真13 交換用カプラー(未開封)
写真14 箱裏面(説明書兼)
写真15 箱全体外観

ご検討宜しくお願いします(^^)