大徳寺雲林院、住職。紫野寛道(藤田寛道)による掛軸です。
黒々とした墨の風合いに流れるような筆運びで、禅語の「開門落葉多」が書かれています。
こちらは「門を開けば、落葉多し」と読みます。
“雨を聴いて寒更尽く 門を開けば落葉多し“という秋にぴったりな対句の禅語があります。
寒い夜更け、夜通し雨の音が聞こえており寒さが身に染み、なんだか寂しい気持ちに、、、。
しかし、明け方、門を開けてみるとあたり一面にたくさんの落ち葉が、、!
雨音だと思っていたのは、屋根に当たった落ち葉の音だったという情景を詠んだものになります。
「頭の中で考えていたことは真実とは限らない。
実際に自分で行動し、目にすることが大事である」という意味を持っています。
情報に溢れる現代において、行動し、自分の目で見て、体験してみることの大切さを思い出させてくれるような言葉です^^
共箱付きでのお譲りとなります。
藤田寛道[1926ー1985]
1926年 京都府の生まれ。
1966年 大徳寺大光院 小堀明堂に就いて得度。
1969年 大徳寺大光院の副住職を務め、1974年には大徳寺雲林院の住職を務める。
1980年には雲林院の修復工事に着手した。
●サイズ
掛軸:幅30.5cm × 高さ176cm ほど
書:幅28cm × 高さ100cm ほど
共箱:幅8cm × 奥行き38.5cm × 高さ7.5cm ほど
●注意事項
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