サイズ 直径 約7.3㎝
高さ 約4.5㎝
撮影の為、開封。
商品説明
1600年代初頭に鉱脈が発見されてから以降、鉱山町として栄華を誇った佐渡島。採掘されたのは、金銀の鉱物だけではなく、「無名異(むみょうい)」といわれる酸化鉄を多く含んだ赤色の粘土があります。
無名異で作られる陶器は「無名異焼」と呼ばれ、温かみのある赤色と独特の光沢が特徴です。この地ならではの土を用い、島の人々によって育まれてきた技術は、今日まで脈々と受け継がれています。
伊藤赤水の名は、無名異焼の窯元・赤水窯の当主によって代々襲名されてきました。明治初期に初代である伊藤富太郎が赤水の名乗りを上げてから、現在で五代目となります。
五代赤水氏は、古来の技術を踏襲しながら、巧みな発想力でこれまでにない作風を生み出し、2003年に重要無形文化財「無名異焼」保持者(人間国宝)に認定されました。