「万年筆のペン先といえばセーラー」といわれるほど究極のペン先作りに力を注ぎ、信頼され評価を得ることができた万年筆です。
特に長刀研ぎは、「万年筆の神様」と呼ばれた長原宣義氏が復活させた特殊ペン先。卓越した練達の職人により、ペン先の先端にあるペンポイントを長刀のように長く滑らかに研ぎ出してあります。寝かせると太く、立てると細い線に。幅広い筆記角度に対応し、漢字特有のとめ・はらい・はねが美しく出せるのが特徴の逸品です。
そして、万年筆とインクの間には、常に手にする人が存在しています。同じ万年筆と同じ字幅で、同じインクであったとしても、書く人によってそれぞれに異なる世界が広がるはずです。自分の手に馴染むほど個性が増すのもこの万年筆の特徴で、中国・台湾などの漢字文化圏の方にも高く評価されています。
文字に出品した万年筆は、メーカー生産終了品となったものです。
☆色はマロン。ボルドーにも近い色です。ペン先はもっとも書きやすい21金です。
ペン先の文字は、長刀研ぎ(N)・中字(M)を表しています。
セーラーによれば、中字[M] は一般的な中字用。 汎用性が高く、幅広く使われる定番品と言えるものです。はじめての長刀研ぎの万年筆ならおすすめですとのことです。もし長刀研ぎがお気に召したら20万ほどのものもありますので、そのうちにコレクションの中から出品させて頂きますので、その節はよろしくお願いいたします。
☆セーラーでは、「最近、当社が販売している正規販売品に関して、ネットショップ等での小分け商品やパッケージ偽装品などの偽物商品が販売されていることが判明いたしました」「皆様におかれましても、ネットショップやオークションサイトご利用の際は十分にご確認の上、ご購入いただきますようお願い申し上げます」と「偽物にご注意ください!」との警鐘をならしています。
そこで、本品は、検品もかねて、銀座の伊東屋に依頼した折に分解洗浄したとの修理証明書(保証期間は12月11日まで)をつけさせていただきます。また、すぐ使えるようにカートリッジ用のインク1箱とセーラーの箱をつけさせていただきます。
☆あくまでも1度は他人の手に渡ったものです。また、自宅保管品なので
、小傷がついています。ご購入前に画像でご確認の上、NCNRでお願いします。宜しくお願い致します!