レザーを中心に、クラフトマンシップと実験的なデザインを融合した、独自のアプローチでアート性と実用性を併せ持つ靴や小物を発信するジャパンブランド【Hender Scheme / エンダースキーマ】の、簡単な作業工程で自分の足の形をそのまま成型できる【foot cast///slip on / フットキャスト スリッポン】というモデル名のカスタマイズ可能なローファーです。

自分の足にフィットする靴の作り方は３つの工程、１：オレンジ色のＰＶＣケースに水を入れ、シューズを水で濡らす。２：足を入れて成型。３： 乾かす。これだけで、オーダーメイドでなくとも、自分のサイズに合ったシューズをつくり出すことができます。単なる履物にとどまらず、「履ける彫刻作品」というコンセプトを体現する、Hender Schemeの哲学が色濃く反映された一足です。

アッパーには、ベジタブルタンニンで鞣されたキップレザーを採用、水に弱いはずの革をあえて濡らし、加圧によって引き締める特性を活かし、自分の足型にフィットさせるという逆転の発想に着眼、形成後は、ハリのある質感に戻り、履いてる内に足に更に馴染んでいくという優秀な素材です。

ソールにはイタリアンベンズ（イタリア製のヌメ革で、ベンズ部と言われる牛の部位の中で最も繊維密度が高く、丈夫で質の良い部分）を使用しています。シューズを履いた時の足あたりや返り、沈みなどをしっかりサポートしてくれる素材です。

スタイルは、アッパーに装飾がなくシンプル且つ、ミニマルなデザインのプレーンスタイル、極限までシンプルなデザインで装飾的なディテールを持たないため、コーデに左右されず、シーンを選ぶことなく履ける汎用性の高さも魅力になっています。

付属品としてデリケートクリームが付いており、完成したシューズを保湿し革の乾燥を防いでくれます。

購入時の定価３万６３００円です。

未使用のまま、汚れや型崩れを防ぎながら大切に保管してたので、素人目線ですがシューズの状態はキレイです。

日本製、素材はレザーなど、表記サイズは１（(22.5-23.0cm相当）、素人採寸ですがソール長約２４、ソール幅約８．５（最長部）、ヒール高約２、筒高約６．５、色（黒系 ）です。

素材特有の初めからあるスレ、シワ、血筋、流通や保管に伴う極微細な当たり痕や汚れなどはご了承ください。