螺鈿作家“藤本隆士”落款のひと品、和モダンな艶を演出するトールサイズの訪問着…人気の桜をテーマにした単衣のお品でございます。

藤本隆士は、螺鈿・珊瑚・鼈甲を用いて独自の世界感を表現する人気の染色工芸作家。1981年に(株)藤彩芸を設立後、若狭塗り蒔絵螺鈿の美しさに触れ、着物・帯の螺鈿創作きものや京セラが開発した再結晶宝石オパールを使用した着物“ペインドーレ”の発表、また作家グループ“雲母塾”を主宰するなど精力的に伝統文化の発展に尽力しています。

単衣は、”春から夏にかけて、また夏から秋にかけて”など季節の変わり目などに好んで着用されますが、もともとは一年を通してお召しいただける優れもの、一枚お手元に置かれると重宝します。

縦状の構図で色分けされた砥粉色と深緑色の柔らかな濃淡、お洒落格子にモダンなタッチで描き込まれた可憐な桜のデザインモチーフ、そして光彩螺鈿のアクセントが放つ煌めき美しい光の波、それは正に“魔法の光”…醸し出される色艶やかな表情が大人の趣に調和した美しさを溢れさせています。

背に保管時に付いた薄シミがあるのみ新品未使用・撮影の為だけに着付けた一枚、仕付け糸付“手縫い仕立て”のお品でございます。

こちらのお着物は、巧みな彩色で螺鈿の煌きにフォーカスした洗練の花桜を込めています。独特の“ダイアモンドダスト”と称されるその光彩は正に必見の価値あり！お奨めです。

“光彩に桜を湛えて素敵な和モダン”、光彩に照らし出されたさりげない独創性、それは藤本隆士が創り出す“成熟した大人の女性らしさ” 取って置きの一枚はこれで決まり！

採寸表
身丈 : 173cm（肩から）
裄 ： 70cm
肩巾 ： 34cm
袖巾 ： 36cm
袖丈 ： 50.5cm
前巾 ： 22.5cm
後巾 ： 28cm
素材 ： 正絹(単衣)
折代 ： 身丈(内揚げ 前-cm・後-cm) 裄(身頃側：0.5cm・袖側：0.5cm) 袖丈(4.5cm)

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