①「北辰」朱文印 側款「蘭台秋」
長さ約3.6cm 印面1.2cm×1.2cm
②「吉田定印」白文印 側款「蘭台秋」
長さ約3.6cm 印面1.2cm×1.2cm
③引首印「淡々」白文印 側款「蘭台秋」
長さ約3.6cm 印面1.2cm×0.5cm
重さ 3顆合計 約10g
状態:経年による細かなキズ、印面の欠けヨゴレがあります。
印材専用箱をお付けします。
二世中村蘭台の得意な木印の組印(セットの印)です。
印は金沢大学書道担当教授のために刻したものです。
また「北辰」「淡々」印は遊印としても使えます。
長年収蔵していてとても気に入っていたのですが断捨離の為、出品します。
又、二世中村蘭台刻印は、傑作「大樸画会」石印をすでに出品しておりますが、他にこの組印(小)と同時に刻された組印(大)を順次出品いたします。合わせてご覧ください。
二世中村蘭台 にせい なかむら らんだい 1892-1969
近代日本の篆刻家。東京都出身。初世中村蘭台の次男。名は秋作。号ははじめ石田、のち初代の名を名跡として襲名し蘭台とした。初世の築いた木印の技術を習得し優れた作品を遺した。1961年(昭和36年)に篆刻家としては初めて日本芸術院賞を受賞した。
昭和2年横山大観より刻印を依嘱されたのを縁に晩年まで続く。同36年には天皇陛下の御下命で御印を謹刻する。