祖父（昭和天皇と同年代）の所有していた作品で古い額装を壊して、特注で18万円（木製のL字金具で補強したUVカットアクリル）かけて再額装しました。20世紀を代表するリアリズムのアンドリュー・ワイエスの【寝台車】です。この作品は写実的に見せるためにコロタイプという非常に手間のかかる方法で作成されており、現在ではコロタイプはコスト的に割にあわないので作成されていません。海外の画廊では210万円で売り切れになっています。絵自体も大型で老若男女問わず末永く飾って頂ける作品です。300枚限定で制作され作家によって生前の直筆サインとエディション番号が付けられています。写真を多く掲載していますので、ご検討宜しくお願い致します。

【作品】ナイトスリーパー　（寝台車）
【作者】アンドリュー・ワイエス
【製作年】1981年製作
【技法】コロタイプ
【画寸】55cm×76cm
【額寸】75cm×98.5cm（大判）
【エディション】92/300
【コンディション】良好
【サイン】エンボスとワイエス直筆鉛筆サイン
【真偽】真作保証
【海外相場】210万円
【送料】送料無料（貴重品なのできちんと梱包します）

アンドリュー・ワイエスは、アメリカリアリズムの巨匠で、これは【Nightsleepr】和訳すると【寝台列車】です。愛犬が嚢を枕に寝ており、大きな車窓の寝台列車の内から窓からは粉挽き小屋と川が見えてアメリカ北東部特有の風景が描かれています。あまり出てこない貴重品です。質問がありましたらコメント欄よりお願い致します。

●アンドリュー・ワイエス
1917年7月12日 - 2009年1月6日は、アメリカン・リアリズムの代表的画家であり戦前から戦後にかけてのアメリカ東部の田舎に生きる人々や景色を、鉛筆、水彩、テンペラ、ドライブラシなどで詩情豊かに描いた。落ち着いた色調で丁寧に絵の具を重ねた写実的な画風で知られ、生涯を通じて、故郷と夏の別邸がある北部メーン州の風景や周りの親しい人々を描いた。彼の確かなデッサン力とテクニックは、20世紀美術の写実表現の系譜に大きな位置を占めている。アメリカの巨匠の1人で2009年1月ペンシルベニア州の自宅で死去した。