アバカ 半幅帯 M+abaca 花繋ぎ 夏単衣
お色:練色
(*お色の詳細は「和色大辞典」を参考に記載させて頂いております。)
M+abaca が手掛ける「アバカ 半幅帯」のご紹介です。
こちらのアバカの繊維の品質はフィリピン農務省の検査機関によって「ファーストクラス」と認定されており、熟練度が認められた職人だけが手掛けるマクラミ編み。レースのようでいて、その根底にはしっかりとした骨格を感じさせる、独自の構造美があります。
花々(花繋ぎ)が繊細に連なり、ひと目でわかる格調の高さや丁寧に編み上げられた美しい意匠が、持つ人に優雅な品格と高貴な雰囲気を添えてくれる逸品です。
花のように見えるこの意匠は、遠く異国の小さな村の手仕事によるもの。
午後の強い光と影のコントラスト――そんな風景の中で、静かに編まれていく姿が目に浮かぶようです。
陽だまりの中に咲いた白い小花が、そっと手のひらに舞い降りたかのような。
日本の夏素材には無い、不思議な立体感とリズム。どこか懐かしくもありながら、初めて出会うような風合い。繊維は植物性の素材を思わせるしなやかさとコシを持ち、ひとつひとつの花は、まるで語りかけるような表情を湛えています。
暑さを忘れさせるような涼やかさと、手作業の温もり。
それは、「涼」を超えた、ひとつの“物語”かもしれません。
M+abacaさんは質のよい(白く細い光沢のある)アバカが育つフィリピン・パナイ島マリナオ村サンラモン集落の上質な繊維のみを使用し、その品質の高さはファーストクラスであると認定されております。M+abacaさんのオリジナルデザイン(花と網代)からは確かな手仕事とモダンな遊び心が伝わってきますね。
帯は現地の職人さんの中でも技術力の高い職人さん3人のみが制作。ゆっくり時間をかけて手編みされております。
*M+abacaさんの作品は、アバカを使用した他のブランド、メーカーさんの作品とは異なります。
*『当店の写真撮影では、実物のお色や生地感をできる限り近くなるように明るさや彩度、精細度を調整して撮影させて頂いております。』
アバカ(糸芭蕉 )100%
お仕立て済み品(380cm)
#きもののすみか夏物
#きもののすみか半幅帯