■説明：
希少で本物の19世紀後半以前のフランス製フリーメーソングラス。美しい手吹きに素朴なハンドエングレービング彫刻が施され、コンパス、定規、金槌、左官の鏝（こて）、太陽と月、葉のモチーフなど、フリーメーソンのシンボルが精巧に描かれています（写真参照）。「LA BIEN AIMÉE」（最愛なる者）の銘文が、歴史的かつ象徴的な雰囲気を醸し出しており、フリーメーソンのロッジにおける特別な奉納または儀式的な使用を示唆していると考えられます。
この作品は伝統的な吹きガラス技法を用いて作られ、底部にポンティル傷（吹きガラスや成型ガラスの底に見られる、ガラスを保持するための道具「ポンティル」を外した跡）があり（写真３枚目参照）、グラスの胴体には優美な彫刻装飾が施されています（写真は反時計回りに撮っております）。フリーメーソン愛好家やアンティークガラス愛好家にとって、まさにコレクターズアイテムとなる逸品です。
■状態：
欠けやひび割れのない、良好なアンティークコンディションです。経年による若干の摩耗は見られますが、表面は経年劣化によるものです。
■寸法：
高さ：9.5cm（3.74インチ）
縁の直径：6.5cm（2.55インチ）

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