紫野焼 黒楽茶碗
馬の字 15の内
大徳寺 管長 小田雪窓 箱書
共布 有
形、黒色、素晴らしい造形的なお茶椀です
胴は直線的に立ち上がり、縁はランダムな凹凸があり、光悦を彷彿させる造形です
茶碗の正面に、馬の字が…15の内と箱書にあるので、15個作られたのかなぁと思います
茶碗の下方に、雪窓の花押、その横に紫野の窯印、が入っています
割れ欠け無く、未使用品レベルに大変綺麗な状態です
新年…暮れ、何か馬に関してのお茶会、是非使って頂けます方、どうぞよろしくお願いいたします。
紫野焼
京都紫野大徳寺門前にて「鶴亭」という数寄者が初めた楽焼の窯で、文化年間(1804~1818)頃のこととされ、当時の大徳寺芳春院住職「松月庵宙宝宗宇」により紫野焼の銘と「紫の」「紫ノ」の文字を頂戴
小田雪窓
臨済宗の僧
大徳寺五百六世
姓は小田、雪窓は道号
諱は宗甫、室号は蔵暉
1901年 鳥取県八頭郡河原町(現在の鳥取市河原町)で生
1913年 雪窓は故郷・鳥取の廣徳寺で得度して、臨済宗の僧となる
1921年 京都に至り、妙心寺に落ち着く
1947年 師であった瑞巌老師が大徳寺の管長(代表者)に任じられる
1955年 臨済宗大徳寺派の管長に就任
1966年 死去
種類...陶器
種類...茶碗
種類...お茶碗
種類...抹茶碗
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