童宿ノ守犬
昭和のぬくもりを宿した、どこか懐かしい犬のぬいぐるみ。
愛らしい瞳の奥には、不思議な“気配”が宿り、ただの玩具とは思えぬ重みを放っています。
※夜禍ノ店が扱う品は、すべてが前の持ち主様より縁あって託された、唯一無二のものにございます。
同じものは二つとなく、それぞれに異なる過去と宿す力を秘めております。
私どもは、某国の市場で数百円にて仕入れ、数万にて売り払うような無粋な真似は一切いたしません。
ここに並ぶのは、真に必要とされる方、運命によりその縁を結ばれる方のみへと渡るべきもの。
どうか、魂が惹かれたその瞬間を信じていただければ幸いです。
ーーーーーーー
このぬいぐるみには、座敷童子様の最上位とされる チョウピラコ様 が宿っていると伝えられています。
ただ見守るだけではなく、持ち主の暮らしに寄り添い、金運・良縁・商売繁盛 を導く力を持つ存在です。
過去の持ち主様は、このぬいぐるみを手元に置いてから、
・取引や依頼が不思議と途切れることなく舞い込み、商いが自然と広がっていった
・財布の中身が心許なくなると、思いもよらぬ臨時の助けや収入に恵まれた
・人の縁に導かれ、望んでいた出会いや繋がりが暮らしを支えた
──と語り残しています。
夜半には「小さな足音」や「柔らかな笑い声」を耳にすることがあり、それはチョウピラコ様が存在を示す合図であると伝えられています。
不思議な光(オーブ)が写り込むこともあり、その神秘は確かにそこに在るのです。
この子の扱い方は、お迎えくださった方のみにお知らせいたします。
日々の接し方、共に過ごす在り方、この子が好むとされるもの──それらは持ち主様だけが知り得る秘め事であり、軽々しく外に語るべきものではありません。
ただの飾りではなく、共に暮らし、心を通わせることで幸福と金運をもたらす守護の存在。
それが、この「童宿ノ守犬」です。
夜禍ノ店 ‐祀神 灯‐