Martin(マーティン)やTaylor(テイラー)などのシグネイチャーモデルにココボロ材が使用されているモデルをご存知でしょうか?
そもそもココボロ材って・・・!?
このココボロという木材は、マメ科でブラジリアン・ローズウッドに代わる材として注目されている高価なものです。中南米に生息し、サザンアメリカンローズウッドとも言われます。
ご存知の方も多いでしょうが、ブラジリアン・ローズウッド(通称ハカランダ)はワシントン条約によって輸出入が厳しく管理され、もはや入手困難な材で有名ですね。
ココボロはというと・・・ワシントン条約附属書IIで指定され、「現在は必ずしも絶滅のおそれはないが、取引を規制しなければ絶滅のおそれのあるもの」とされており、希少材となっています。
ココボロと同様に附属書IIで指定されている木材は、他にホンジュラスローズウッドやグラナディロがあります。
この"Cocobolo(ココボロ)"材は、ブラジリアン・ローズウッドのような個性的で美しい杢目が印象的ですが、ブラジリアン・ローズウッドの杢目とは若干違います。
ココボロはブラジリアン・ローズウッドよりもサイケデリックな杢目をしており、その杢目から世界的有名絵画の「ムンクの叫び」とも称されています。
やや赤褐色のような色合いのものが多く見受けられますが、ココボロも一つ一つ個性が違います。
サウンドの特性としては、ローズウッドに近い印象ですが、サスティーンがあり倍音も豊かで、独特の粘り、腰も感じられます。
注意! 木材の特性上、一個一個の色に濃淡の違いがあります、揃えることは難しいのでご了承ください。
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