斎藤真一
美術年鑑 2015年 物故欄掲載
1922-1994 盲目の女旅芸人を描いた瞽女シリーズ等で知られる洋画家、岡山県生まれ、東京美術学校を卒業、青森県津軽地方を旅するうち、瞽女を知り、越後、信濃路のご女宿を訪ね歩いて瞽女シリーズを描く、昭和45年10年間制作し続けた作品を「越後瞽女日記展」として文芸春秋画廊で発表し、独自の主題、画風で注目される、同46年安井賞展にて安井賞佳作賞受賞、同50年代からは自らを道化師に重ね合わせ、現代の孤独を描くシリーズ、明治期の吉原に取材したシリーズなどを描いた、初期には西洋の伝統的な空間表現、陰影法を用いて静物画、人物画等を描いたが、渡欧により風景の中にデフォルメした人物が散在する主想的な画風に変化し、瞽女シリーズでは遠近法、陰影法を無視し、人物像にも大胆なデフォルメを加えた感傷的な画風を示した
真作
タイトル: 「津軽の道」
制作年: 1965年
合わせ箱
技法: 水彩
作品寸: 28 × 18 cm
作品状態: 少ヤケ ・少シミ 有
額寸: 39 x 29.5 cm
額装状態: 傷 有
発送サイズ「140」
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