※正常稼働品です
■キズ汚れ程度
風防:綺麗
裏蓋:綺麗
ベゼル:綺麗
ベルト:小
コマ:なし
グランドセイコー 9587-8000 の背景と歴史
1. グランドセイコーの再始動(1980年代)
グランドセイコーは1960年にその歴史をスタートし、1970年代は機械式で高精度を追求していましたが、1988年に高精度クオーツモデルによってブランドが復活しました
この時期のクオーツモデル、特に「95GS」シリーズは(1970年代のGrand Quartzとは異なり)、正式に「グランドセイコー」の名を冠する初のクオーツとして位置づけられています
2. 9587-8000(SBGS003)の特長
9587-8000 = キャリバー「95GS」シリーズのQuartzモデルで、SBGS003としても知られます
1988年発売で、37mm径、厚さ約8mm、ラグtoラグ42mmというバランスの良いサイズが特長
ムーブメントは**熱補償クオーツ(キャリバー9587)**を搭載し、年差±10秒という高い精度を誇ります
3. コレクターからの評価と人気
ネオヴィンテージとして、薄型かつ落ち着いたシャンパン文字盤は特に人気で、実用性と洗練されたデザインの両立が評価されています
コレクター間でも高評価であり、耐久性・デザイン・着けやすさの全てに優れたモデルとして強く推されています
4. 市場動向と価格状況
中古市場では、9万円〜12万円程度で流通しており、人気品につき出品後すぐに売り切れる傾向があります
また、市場全体やブランド平均と比べても比較的安定した評価を受けており、過去1年では+3.6%、5年では−1.8%と比較的緩やかな値動きです
5. 製造年・諸スペック(補足)
Reddit投稿では、1991年1月製造個体ではケース36mm、厚さ7mmとされており、この世代の個体は1988年登場から1990年代にかけて生産されていたことが伺えます
また、ある個体では1992年製造で、ゴールド(クリーム)ダイヤル、オリジナル箱・保証書付きの状態で販売された例もあります
まとめ
項目 内容
登場年 1988年(グランドセイコーのクオーツ再始動)
モデル名 95GS クオーツ(SBGS003、リファレンス9587-8000)
特長 年差±10秒、薄型・エレガントなサイズ・シャンパン文字盤
評価 ネオヴィンテージとして熱い支持、実用性と洗練されたデザイン
市場価格 約9万〜12万円(中古)
製造期間 1988年〜1990年代初頭(例:1991年、1992年)