直径ー約6㎝
高さー約6.3㎝
これから日本酒が恋しい季節!
冷や熱燗、濁り酒など似合いそうです。
たっぷり入り手にしっくりとなじむサイズです。
小鹿田焼(おんたやき)は、大分県日田市の山あいにある小鹿田(おんた)地区で約300年以上の歴史を持つ伝統的な陶器です。
起源:江戸時代中期の1705年頃、福岡県小石原から陶工を招いて始まったとされます。
産地:大分県日田市の小鹿田地区。現在でも10軒ほどの窯元が共同で作陶を続けています。
文化的評価:1954年に柳宗悦や濱田庄司、バーナード・リーチら民芸運動の関係者に高く評価され、「用の美」を代表する焼き物として知られるようになりました。
文様と装飾
飛び鉋(かんな):回転する器の表面に刃を当ててリズミカルな模様をつける。
刷毛目:白化粧土を刷毛で大胆に塗りつける。
櫛描き:櫛状の道具で線模様を描く。
指描き:指で滑らせて模様をつける。
→ どれもシンプルで力強い模様が特徴です。
用途とデザイン
日常雑器が中心で、鉢、皿、壺、甕などが作られています。
見た目は素朴ですが、強靭で実用性に優れています。
技法の伝承
小鹿田焼は「一子相伝」。各窯元が家族内で技法を受け継ぎます。
作陶方法や文様の基本は300年変わらず守られているのが大きな特徴です。
唐臼(からうす)の使用
水流を利用して臼を動かし、陶土を細かく砕く「唐臼」が今も使われています。
その音は「日本の音風景百選」にも選ばれています。
あくまでも中古品です、完品をお求めの方はご購入をお控えください。
茶筅はサイズのご参考に一緒に撮影しております。
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