約270年前、18世紀中頃の作品と考えられます。煮つけなど和食の茶色系の料理は染付の皿に盛るとよく映えます。また菓子器に用いてもお菓子が映えますのでお茶にも使えます。もちろん鑑賞にも十分値する逸品です。他にも見立て使いをすれば様々な使い道がございます。
見込みに環状松竹梅*写真⑤,⑨~⑫、その周囲に渦唐草、さらにその周辺全体に蛸唐草文が描かれています。唐草文の描き方(蔓の巻きが緩い)や渦唐草文の描き方(立体的に描かれている)より江戸時代(18世紀中期)に出来たものと思われます。高台には「太明嘉清年製」と染付銘が入っています。これは中国の年号に肖ったもので時代を示す証拠ではありません。微細なスレは経年に依るものですのでご承知おきください。高台にひっつきの外れた跡がありますが、焼成時に出来たものでキズではございません、またタチのように見える線は轆轤目に釉薬が掛かりその様に見えるだけですのでご安心ください。時代の若い(近世の写し)蛸唐草皿に比べると格段に重厚感があります。時代箱に収まっております。
径29.8㎝ 高さ5.1㎝
時代箱。
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