アンティークの長襦袢、市松人形さん用です。袷仕立て。
長い袂にたっぷり縮緬を使った贅沢な逸品。
洗い朱のような色あいの胴部分の生地は、地紋の入った変わり織り、胴裏は紅絹です。
幅広めの赤い襟がかかっていて、しっかりと胸元が打ち合わせられます。
お袖の縫い目をご覧に無ればお分かりいただけると思いますが、上達者の丁寧できれいな針目(写真6)です。
たぶん昭和初期あたりのよきお人形さんがお召しだったものを、お着替えの際にはずして保管していたのだと思います。
袂裏の紅絹に経年の傷み(写真13)があります。中に着せるものなので目立つほどの汚れはないようです。たくさん写真をアップしましたので、状態はそちらでご確認ください。
アンティークの上物の長襦袢をお探しの方に。
裄 約 19 cm
着丈 約 36 cm
後ろ身幅 約 16 cm
袂丈 約 29 cm
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