山葡萄の蔓の樹皮で編まれた懸花入です。山仕事に使用する鉈を携行するための鞘(さや)として、実際に使い込まれたものとなります。過酷な山仕事に耐え得るように、非常に頑丈に編み込まれています。古来、このような山道具である鉈鞘を懸花入として転用することは、山居の佇まいを市中に再現することを好しとする千利休以来の茶道の場において行われてきました。まさに、我が国の数寄を代表する懸花入のひとつです。和風モダンのリビングとの相性も抜群で、用の美を具現化したアイテムとして素敵です。お好きな方、如何でしょうか?
天然素材(山葡萄蔦)で作られた筒状の編み込み工芸品。
- 素材: 天然素材の編み込み
- デザイン: 筒状の形状
- 編み目の詳細: 複雑な編み目のパターン
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