1990年製作
「耳をすませば」のモデルとなった茶位幸信氏の工房製作のヴァイオリン
同氏の作品の中でも晩年の作品です。14の数字のスタンプがあります。(固体番号でしょうか?)
スクロールはクレモナスタイルで製作され、エッジの処理も丁寧、端正な仕上がりです。
邦人作家のヴァイオリンというと少し暗めの音のイメージがあるかもしれませんが、こちらはどちらかというと明るめの気がします。数字で表すなら7/10くらいでしょうか。
普通よりかは明るめ、かつ暖かみのある耳に優しい音色が魅力です。
ADGはドミナント、Eは忘れました。。。アジャスターはウィットナーのヒルモデルを付けています。
セットアップ工程で省略され勝ちなペグの面取りまで施されており、細部まで丁寧な仕事が伺える逸品です。(チューニングの際にペグの角が当たらないため、手が痛くありません。細かな気遣いです。)
以上、ご検討よろしくお願いいたします。
何か質問ありましたらお気軽にどうぞ。