大徳寺龍王寺・大橋香林氏の手により描かれた、
「吟風一様松」の書を茶掛け一行書に仕立てた作品です。
《 大橋香林(おおはしこうりん)》
(1901年~1983年)
臨済宗大徳寺派。
岐阜県に生まれる。
花園大学を経て円山伝衣に学ぶ。
大徳寺塔頭興臨院、那智勝浦円心寺、三重県龍王寺の住職を務め、
大徳寺前住にすすんだ。
昭和58年歿、82歳。
【 吟風一様松(かぜにぎんず いちようのまつ) 】
松はみな同じように風に梢を鳴らしている。寒山の居する深山の様子を語ったもの。
■紙本・肉筆
■状態 綺麗です。
■軸寸法 約180.5cm×約30.5cm。
■本紙寸法 約100.0cm×約27.5cm。
■落款 ご覧の様な銘・落款等あり。
■箱 箱。