※正常稼働ですが、動作時間は計測していません
■キズ汚れ程度
風防:中(ガラス薄キズあり)
裏蓋:中
ベゼル:中
ベルト:綺麗(新品社外品)
コマ:フリーサイズ
キングセイコー 5626-7000 の歴史と魅力
1. シリーズ初期のハイビートモデル
5626-7000 は、キングセイコーの自動巻 “56KS” シリーズにおける 初期のハイビートデイデイトモデル。
初期のモデルにして、1968年に登場した最初の自動キングセイコーのひとつです
2. ムーブメントと機能
Cal.5626A を搭載し、毎時28,800振動(ハイビート)、自動巻き、曜日・日付表示、ハック機能(秒針停止)、クイックセット機構も完備
モノブロック構造のケースを採用。裏蓋へのアクセスではなく、風防とベゼルを外して開ける設計となっており、内部への耐性・精緻な造形を実現しています
3. デザイン美学:Grammar of Design
田中伊三郎デザインの “Grammar of Design” に基づいたケース設計が特徴。平坦な面と鋭いエッジ、鏡面仕上げのコントラストが美しく光を演出します
4. 市場での評価と人気
中古市場では、例えば Chrono24 上では $433〜¥936 前後での取引例が確認されており、300〜500 USD 程度が一般的な相場といえます
WatchCharts におけるレポートでは、「年次パフォーマンスは上位1%」、「リスクスコアは上位11%(安定性高)」とされ、値動きの少なさと需要の安定性がうかがえます
オーナーやコレクターからの声も好意的で、Reddit では「Kanji 表記の日車付き、最高」といった満足の声も見受けられます
まとめ:5626-7000 をざっくり整理
項目 内容
ムーブメント Cal.5626A(28,800振動/時、自動巻き、デイデイト、ハック&クイックセット)
ケース・構造 モノブロック構造、Grammar of Design、鋭いエッジと鏡面仕上げ
製造時期 約1968〜1971年頃(シリーズ初期)
市場相場 約300〜900 USD、安定した人気と流通性
魅力・評価 高精度な機構、美しいデザイン、コレクター人気が高いヴィンテージモデル